茨城県日立市
常磐線の途中駅、十王駅。普通列車のみ停車する駅です(一時期は1往復だけ特急が停車していました)。一日当たり3000人ほどの乗車人員があります。
現在は日立市にある駅ですが、2004年10月までは十王町にある駅でした。またかつては「川尻駅」という名称で日立市との合併よりも数か月ほど前に「十王駅」と改称されました。この「十王駅」への改称は日立市との合併によって消えてしまう「十王」という名を残したいという意向によるものだと以前、聞いたことがありますが調べてもそのことについて記載している文献が見つかりませんでした…
また駅名改称に伴ってかはわかりませんが2004年~2005年にかけて駅舎を地下化する工事が行われたようです。さらにホームも2面3線を1面2線へと変更されています。
トイレは改札内と東口の駅前にあります。今回は改札内のトイレを紹介します。改札内のトイレは改札を入ってすぐ左に曲がったところにあります。
男性用トイレです。手洗場はTOTOのL250系が1台です。
小便器です。TOTOのU370が2台です。
しかし2004年~2005年の竣工だとUS800CやUFS800CE(JR東日本の都心部だとUZ105U)が一般的ですが、ここではU370が採用されました。
現在は個別洗浄ですが、2010年頃訪れたときはハイタンク式でした。(TOTO S409BARかS408BARだった)
竣工時期や都心部からだいぶ離れた駅という条件にしては珍しい形での竣工です。
大便器です。2室あるうちの手前側は和式でTOTOのC755CUです。
洗浄はハイタンク式でTOTOのS409BARです。
2010年頃に訪れたときはTOTOの正規品の洗浄ボタンでしたが、壊れたのか非正規品になっています。
奥側の個室は洋式です。こちらはTOTOのC480Sです。
こちらのハイタンクはTOTOのS408BARです。
こちらの洗浄ボタンはTOTOの正規品です。
多機能トイレです。
便器はTOTOのC480Aです。オストメイト対応設備はパウチ・尿瓶洗浄水栓(TOTO T95VL V2R)です。JR東日本の駅ではオストメイト設備の整備が比較的早かった一方、2000年代竣工のトイレでは汚物流しが設置されているところはほとんどありませんでした。
便器付近の小型手洗器はTOTOのL570Aです。
多機能トイレも洗浄はハイタンク式でTOTOのS408BARが設置されています。
手洗場です。TOTOのL103Aです。しかしこの多機能トイレにはL270系のほうがよかった気がします…(理由は後ほど…)
ベビーシートです。TOTOのYKA25Rですが、以前はYKA23だった気がします。
写真の通り、この多機能トイレはちょっと狭いです。これでも一応、室内の端から撮影してます。
【コメント】2004年~2005年竣工にしては少し古風な器具選定です。トイレ内には天窓があるため、とても明るいです。また清掃も行き届いてるのできれいです。
しかし、トイレ内が狭いためか男性用は外から見えてしまいます。2004年~2005年の竣工なのに個室内にベビーチェアの設置がないのもいただけません。多機能トイレもすこし狭いので車いすの種類によっては使いにくいかもしれません。
コメント
コメント一覧 (3)
u105zハイタンク
埼京線北戸田
常磐線柏
武蔵野線南越谷駅、三郷、東川口
東海道線上野エキュート側、茅ヶ崎駅辻堂
個室ハイタンク(見えないのも含む)
武蔵野線東川口、南越谷、東浦和、三郷
東海道線上野駅エキュート側
埼京線北戸田
京浜東北線、北与野、南浦和で見ました
まだまだ残っていますね〜
たまるの遅いですし
綺麗に保たれていて和式あるのは高評価ですね
t1994
がしました
柏のUZ105Uは改修されてなくなりました。
東川口と東浦和はハイタンク式ではなくて、ライニング内(便器後ろ部分)にロータンクが設置されてます。また南浦和はフラッシュバルブ式(水道直結)だったと思います。
しかしハイタンクもまだまだ残ってるとはいえ、だいぶ数を減らしましたね。
t1994
がしました
確かに調べたら南浦和は武蔵浦和駅トイレと一緒でしたね〜すぐに流れるタイプなので助かりますね
t1994
がしました